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禁煙の流れ

今から13年前、つまり1995(平成7)年の9月にアメリカに行った。最初に訪れたジョージア州アトランタは翌年にオリンピックを控えて町は賑やかだった。またこの年にデビューした野茂英雄の活躍もあって私たち日本人は誇らしくあちこち歩いたのを思い出す。


この旅行で衝撃的だったのはアメリカでは公共の場が全て禁煙になっていることだった。成田から乗ったデルタ航空機も全席禁煙だったし、空港ビル内も喫煙室以外は全て禁煙だった。極めつけはレストランが全席禁煙だったことだ。喫煙席、禁煙席といった生ぬるい区分けではない。


どのレストランも入り口に「No smoking by law」(法律により禁煙)と記してあった。タバコを吸いたければ法の規制の及ばない場所、つまりレストランの外に出なければならなかった。当時の日本人の感覚ではとても考えられないことだった。私は28才の時に禁煙に成功し、非喫煙者になって久しかったので何も不自由しなかったが愛煙家の人たちはかなり参ったらしく「日本もこんな風にならなければいいが・・・」と言っていた。


「アメリカで起きたことは何年後かに日本でも起きる」今や一種の格言にもなっているこの言い方通り、その後日本でもすさまじい喫煙場所規制が起きているのはご存じの通りである。


分煙を義務付ける健康増進法なる法律もできた。あの時一緒にアメリカ旅行した愛煙家の方々が危惧した通りになった訳だ。既に学校や病院など公共の建物の中は完全禁煙になっている。レストランや居酒屋も全面禁煙になるのは時間の問題であろう。現状のような分煙ではなく全席禁煙となり、喫煙は野外でということになる。


これから愛煙家の居心地がますます悪くなることは必至だ。タバコその物も値上げの動きがある。もうそろそろ見切りを付けて非喫煙者になってはいかがだろうか?


こっち側には束縛から解放されたクリーンな世界が拡がっているのだが・・・Y.S.