今年のGWは連日素晴らしい好天が続き、楽しく山に登ってきた。今年は仲間のリクエストで後立山連峰の五竜岳となった。雪も多く、岩と雪のコントラストがみごとな日本離れした景色が拡がっていた。
入山は白馬五竜スキー場からだった。ここからゴンドラとリフトを乗り継いで遠見尾根を進む。スキー場もまだ営業していて歩き出しの第一歩からすでに雪の道だ。初日は大遠見山にテントを張り、そこをベースとした。
2日目に五竜岳を往復した。朝テントを出発し、白岳の南側面を経由して後立山連峰の主稜線に出る。五竜山荘が営業していたのでビールやコーラを仕入れた。小屋の物資はヘリコプターで運搬しているので買えるのは当たり前だが、雪深い道を登って来た直後なのでなにか不思議な気分だ。
五竜山荘から山頂までは急な雪壁が断続的に続く。スリップして上手く止められなければ相当下まで落ちてしまう。ピッケルとアイゼンを有効に使って慎重に登る。
山頂は、大きな雪庇のその先だった。目の前に黒部川を挟んで剱岳が凛々しい。そして五竜の南側にある鹿島槍ヶ岳の双耳峰が美しい。
雪山初心者が二人いたので山頂からの下りは所々で念のためにザイルを使った。ザイルを使うと時間が掛かる上に他の登山者にも迷惑が掛かる。しかし安全第一だ。案の定、二人とも「安心して下れた」と言っていた。若い頃なら「この程度の傾斜でザイルなんか出すものか」と粋がっていただろうから私もずいぶんと大人になった(?)ものだ。
ところで最近のデジカメは動画撮影機能が充実している。私は数年前からデジカメで動画も撮りながら山に登っている。荷物が限られる山では写真と動画撮影を兼用できるのは大きな利点だ。そして今回の登山に合わせてフルハイビジョン動画(垂直画素数1080)が撮れるデジカメを新調した。
歩きながら写真や動画を撮る訳だが今回は3日間で写真300枚、動画30分を撮った。帰宅後、動画をフルハイビジョンのテレビに写して見たところ、実に鮮明な映像が撮れていた。それまで使っていたハイビジョンながら垂直画素720本のデジカメ動画に比べるとベールが1枚取れた感じだ。
昔、山の雰囲気をみんなに伝えたくてベータマックスのビデオカメラを背負って登ったことがあるがそれを考えると実に良い時代になったものだと思う。Y.S.
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五竜岳を背にBCにて(2010年5月3日撮影、以下同じ)![]()
五竜岳山頂への最後の登り

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